「クラウドソーシングとは何?」
「自分に合ったおすすめのサイトを知りたい」
「登録すべきクラウドソーシングサイトの数は?」
ひとくちに「クラウドソーシング」といっても、何を基準に選べばよいか、判断が難しいですよね。
合わないサイトに登録して遠回りにならないためにも、この記事では特徴をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- クラウドソーシングとは
- Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト
- 自分に合ったクラウドソーシングサイトを探すコツと注意点
必ずあなたに合ったクラウドソーシングサイトが見つかるはずです。
ぜひ最後までお読みください。
「Webライターにおすすめ?」クラウドソーシングとは何?
Webライターに関心をもつと「クラウドソーシング」という言葉を見聞きするようになると思います。
「クラウドソーシング」とは何なのか、サクっと確認しておきましょう。
「クラウドソーシング」は造語で、「crowd(群衆)」と「sourcing(業務委託)」の組み合わせでできたWebサービスです。
一般的には、仕事を発注したい企業や個人事業主が、インターネットを介して業務を発注し、応募者のなかから業務をしてもらう人を選定する業務形態を指します。
クラウドソーシングの最大の特徴はインターネットを介することです。
サイト内では、Webライター以外に、Webデザイナー、エンジニア、動画編集者などフリーランス向けの仕事が募集されています。
Webライターで仕事を受注するために欠かせない仕組みのひとつですので、どれか1つでも登録しておくことをおすすめします。
Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト10選
「クラウドソーシングは結局どこを使っても同じだし、稼げればいいのよ!」と思う人もいるかもしれません。しかし、それぞれ特徴や違いがあります。
くわしく見ていきましょう。
1.CrowdWorks(クラウドワークス)
「Webライターの案件といえばここ」といわれるほど有名なのが、国内最大手の「CrowdWorks(クラウドワークス)」です。
Webライターに特化したサイトではありませんが、多くのWebライターが登録しているため、ライバルは多くなります。しかし、案件数も圧倒的に多いので、ほかで受注につながらなかった人も、クラウドワークスでは受注できたという声も聞きます。
一定の条件を満たせば「プロクラウドワーカー」の認定がもらえ、受注の幅が広がる可能性が高くなります。
どれかひとつ選ぶなら、基本の「クラウドワークス」は外せません。
初心者案件も多いので、登録必須といえるでしょう。
\ 案件数最多 /
2.Lancers(ランサーズ)
クラウドワークスの次に有名なのが「ランサーズ」です。
日本で初めて登場した老舗のクラウドソーシングです。
クラウドワークスに比べて案件数は劣るものの、全体で見るとかなり豊富で人気があります。
大企業の登録もあり、ユーザーからの評価も高いクラウドソーシングサイトといえるでしょう。
「認定ランサー」に昇格できると、プロフィールに「認定エンブレム」がつくのもうれしいポイントです。
メリットは、報酬が安全に支払われる仕組みや、悪質なクライアントを通報できる制度が整っており、安心して利用できる点でしょうか。
デメリットは、案件がほぼクラウドワークスと重複していることです。
基本の2サイトのうち、どちらか1サイトを登録しておけばよいかもしれませんね。
\ ユーザー評価No1 /
3.mama works(ママワークス)
「ママワークス」は、在宅で働きたいママに特化した人気のクラウドソーシングサイトです。ちなみに、ママでなくても登録は可能です。
Webメディアながら、PCスキルが不要なお仕事もあり、決してWebライターの案件に特化されたサイトではありません。
しかし、高単価を受注できた声も多く、プチカウンセリングがあるなど、子育てをしながら働く方に寄り添う工夫がみられます。
「ママに特化されているところが安心できる」という方にはおすすめです。
\ 在宅ワーク のママを応援/
4.shufti(シュフティ)
「シュフティ」のキャッチコピーは「主婦の働く」をサポートします!です。名前どおり主婦のためにつくられたクラウドソーシングサイトです。
報酬未払い防止制度もあるため、安心感があります。
主婦のスキマ時間や育休中だけ活用したい方などにおすすめです。
利用者が少なく、簡単なタスク案件も多いため気軽に利用しやすいでしょう。
プロジェクト案件もあるので、タスク案件はしたくない方も利用してみてはいかがでしょうか。
\ 初心者や主婦でも安心/
5.coconala(ココナラ)
「ココナラ」は、他のクラウドソーシングサイトと違う特徴があります。
それは、自分の得意な作業を売ったり買ったりできる「スキルマーケット」であることです。
ココナラならではの大きな特徴ですね。
スキルマーケットとは、フリーマーケットの仕事版と考えるとイメージが湧くかもしれません。
具体的には、自分のできること(Webライターの場合はライティング作業)をあらかじめパッケージにし、出品しておきます。それを企業や個人事業主に見つけてもらい、購入される仕組みです。
レギュラーからプラチナまでランクがあります。
・自分で仕事を探す手間がいらない
・自分で報酬を決められる
・営業不要
相場より報酬が高いと依頼されづらいため、初心者にはハードルが高いかもしれません。
しかし、Webライターで活かせる経験やスキルがある場合は初心者でも大丈夫です。
Webライターの仕事にある程度慣れ、基本のクラウドソーシング以外もチャレンジしてみたい中級者以上におすすめです。
\ スキルを売れる /
6.サグーワークス
「サグーワークス」は、記事執筆特化型のクラウドソーシングサイトです。
知名度は「クラウドワークス」や「ランサーズ」ほど高くありません。しかし、Webライターに特化したクラウドソーシングサイトの中では最大手となります。
記事作成以外の画像を選定する作業などが必要ありません。よってWebライター初心者は応募しやすいでしょう。
文章の添削もしてくれるのでレベルアップも可能です。
テストに合格する必要がありますが「プラチナライター」に認定されると、高単価の案件が受注しやすい仕組みになっています。
メリットばかりのようですが、報酬がポイント制となっており、好みが分かれるでしょう。ポイントは、現金やドットマネーに交換できるようになっています。
また、気になる点では、成果物が100%承認されないといった声もあります。もし、それが本当ならば、メインには使いづらいかもしれません。
サブでの登録にはおすすめです。
\ 初心者向けの記事作成に特化 /
7.shinobiライティング
サグーワークス同様に、Webライターに特化したクラウドソーシングサイトが「shinobiライティング」です。
大きな特徴は、タスク案件のみ扱っている点です。
スキマ時間の活用や、お小遣い稼ぎに使いやすいでしょう。
大きな報酬は期待できないため、メインにはしづらいです。しかし、急に案件が終了してしまったときや、少しだけ余裕があるときなどに、上手に活用しているライターも多くいるようです。
興味がある方は、サブとして登録しておき、いざという時にすぐ使えるようにしておきましょう。
\ タスク案件でお小遣い稼ぎ/
8.複業クラウド
「複業クラウド」は、日本最大の企業からスカウトがくるマッチング系のプラットフォームです。
直接契約となり、発注者は主に法人または自治体で、個人事業主はほぼいません。
そのため、クライアントに透明性があり継続した仕事が多いのが特徴です。
最大のメリットは、手数料がかからないことです。
デメリットはWebライターの案件が少ないことです。しかし、直接契約がとれれば大きな収入につながるため、中級者以上なら、登録しておいて損はないでしょう。
\ 手数料無料のマッチングサイト /
9.Bizseek(ビズシーク)
「Bizseek」のメリットでもある特徴は、システム手数料が業界で最も安いことです。
Webライターの案件は少なめですが、初心者向け~上級者向けまで幅広く扱っています。
必ずディレクターが存在するので安心して業務をすすめられそうですね。
報酬は、仮払い制度を導入しており、未払いが発生しないようにしている点は安心ポイントになるでしょう。
手数料重視の方はぜひ登録しておきましょう。
\ 手数料が最も安い /
10.WRITER STATION(ライターステーション)
「ライターステーション」は、名前のとおり、Webライターに特化したクラウドソーシングサイトで中級者におすすめです。
特徴は、応募時にテストライティングがあることです。しかし、難易度はそれほど高くないので初心者にもチャンスがあります。もし落ちても、再チャレンジは可能なので、臆せずに応募してみましょう。
サポートがあり、フィードバックをしてくれるため、スキルアップしやすい環境といえます。
報酬は銀行へ直接振り込みしてくれるため、一般的なクラウドソーシングサイトの面倒さがありません。
メリットが多いので、中級者はぜひ選択肢の候補のひとつに入れてみてください。
\ Webライター中級者に/
1.クラウドソーシングの選び方のコツとポイント
クラウドソーシングサイトに登録するなら、メインとサブを合わせて2~3サイトがおすすめです。
「すべて使ってみないとわからない」と思うかもしれません。しかし、多くのサイトに登録しても、結局すべて使うことはないため、労力がかかり時間も無駄になってしまうからです。
まずメインとして、基本の「クラウドワークス」か「ランサーズ」どちらか1サイトは必ず登録しておきましょう。
メイン以外に、補助として、サブから1~2サイト登録することをおすすめします。
サブを選ぶポイントは
- 自分の現在のレベルに合っているか
- 自分の目的に合っているか
- 重要視している条件を満たしているか
このように絞るのがコツです。
レベル・目的・条件を照らし合わせてメインとサブを2~3サイト登録しておきましょう。
Webライター初心者~中級者 自分に合うおすすめのクラウドソーシング
稼いでいるWebライターは、クラウドソーシングを上手に活用しています。
この記事では「結局どれを選べばよいのか」わからない人のために、レベルごとの条件に合ったクラウドソーシングサイトを紹介します。
一緒に見ていきましょう。
1.【レベル1】初心者におすすめのクラウドソーシングサイト
【レベル1】は「まとまった時間がとれない人」「初心者」向けのサイトです。
理由は、タスク案件が豊富なので、比較的、簡単な作業が多いからです。
たとえば、
- 副業や育児のスキマ時間を使って、少しでもお小遣い稼ぎがしたい
- 初心者だから、いきなりプロジェクト案件は不安
- しばらく専業主婦をしたので、少しづつ慣れていきたい
このように、長期間の拘束が難しい人にもおすすめです。
急に案件が終了してしまったときのつなぎ、補助として登録している人も多いようです。
初心者でもタスク案件がいやな場合は、ママワークスか、基本のクラウドワークスが良いでしょう。
2.【レベル2】初心者~中級者におすすめのクラウドソーシングサイト
【レベル2】は、初心者~中級者向けのサイトです。
タスク案件に特化しているのはshinobiライティングのみです。
- プロジェクト案件で長期的に仕事を受注していきたい
- Webライター専門のサイトを使いたい
- 手数料をできるだけ安く抑えたい
譲れない条件がある場合は、独自性のあるクラウドソーシングサイトを使うことも検討してみましょう。
3.【レベル3】中級者~におすすめのクラウドソーシングサイト
【レベル3】は、中級者以上向けです。
- 営業が苦手なので、オファーを待ちたい
- 専門性を活かしたい
- スキルを売ってみたい
既にクラウドワークスを使っている人は、使い勝手が違い戸惑うかもしれません。
仕事の幅を広げたい人はぜひチャレンジしてみてください。
4.【レベル1~3】初心者~すべてのWebライターにおすすめのクラウドソーシングサイト
【レベル1~3】は、Webライター全員におすすめのサイトです。
- サブにおすすめのサイトを見たけどピンとこない
- 心配性なので冒険はしたくない
- 多くの人が使っている大手が結局安心して使えそう
- サブを実際使ってみたけど、案件の受注につながらなかった
使っていくうちに「やはり合わない」となれば、そのときにあらためてほかのサイトにも目を向けるとよいでしょう。
Webライターにおすすめできないクラウドソーシングサイト
この記事ではクラウドソーシングサイトを利用するにあたっての「注意点」と「安全性」について解説します。
案件の少ないサイトや口コミがまったく出てこないサイトはおすすめできません。
どれだけやる気があっても案件がなければ受注できないからです。口コミがでてこないサイトも、リスクが潜んでいる可能性があるため避けましょう。
ライバルが少ないほうがよいとはいえ、リスクをとってまで、知られていないサイトへ登録する必要はありません。
わたしが調べたところ、案件数がゼロのクラウドソーシングサイトもありました。
ライバルが多く、人気があるのには、それなりの理由があるからなんですね。
今回解説したクラウドソーシングサイトは、いずれも安全かと思われます。
ただし、注意すべきは「クラウドソーシングサイト」より、案件を受注する「クライアント」かもしれません。
悪質なクライアントは、どこのクラウドソーシングでも一定数存在するので、見極める力をつけておきましょう。
Webライターにクラウドソーシングをおすすめする理由
一般的に、クラウドソーシングは
- 手数料が高い
- 必ずしも要望にあった仕事ができるとは限らない
- クライアントとの相性が合わない場合がある
- 低単価な案件が多い
このようなマイナスイメージがあります。
しかし、マイナスに捉えられがちなデメリットは、そのままメリットにもなります。
- 請求書作成の時間と労力の節約になる
- 幅広く受注することで、知見が増えたりスキルアップにつながったりする
- 継続をやめる選択肢もあり、相性の合うクライアントに巡りあう可能性がある
- 実績と経験を積めば、高単価案件を受注できるようになる。
在宅ワークであるWebライターの仕事は、クラウドソーシングサイトをなくしては成り立ちません。
慣れてきたらどんどん営業していくことも必要です。
しかし、まずは自分にあった「クラウドソーシング」に登録するところから始め、上手に活用してください。
登録は簡単にできます。忘れないうちに、基本のクラウドワークスだけでも登録しておきましょう。。
\ サクッと3分で登録/